多様な層600人と対話―中国「春こいキャラバン」

 暮らしと政治に春を呼ぽう-2月18日~3月1日に中国5県で行われた日本共産党中国ブロックの「春こいキャラバン」。500万要求対話を正面に据え、新しい結びつきを広げる取り組みです。対話601人、大平よしのぶ衆院中国比例候補のライン公式登録約60人の成果をあげました。
 広島県福山市では白川よう子参院比例候補、高見あつみ参院選挙区候補が駅頭シール対話に参加。学生や若者が「消費税は下げてほしい」「給料が少なくて奨学金を返すのが大変」と気軽にシールを貼りました。

ライン公式に登録

 岡山駅前のシール対話ではパワハラに遭っているという女性が「共産党の政策に共感する」とライン公式に登録。山口県では大学門前で「日本はLGBTQの理解が遅れている」「戦争をなくしたい」などと語る受験生と対話し、3人が民青同盟に加盟しました。
 石破茂首相の地元、鳥取県八頭(やず)町、岩美町の訪問で「減反を押し付け農業と田舎をダメにしたのが自民党。ぜひ変えて」などの激励が寄せられ、島根県では亀谷ゆう子参院鳥取・島根選挙区候補も加わり130人と対話しました。
 各地で「お米の値上げで晩ご飯がおかわり禁止に」〔小学生〕、「祖父の老人ホーム費用の一部を出している。バイト毎週2回から5回に増やした」〔私立大学1年〕、「寝る間を惜しんで家事。時間がほしい」〔子育て中の共働き女性〕、「実家が農業を続けられず農地を売り払った」〔40代女性〕など切実な暮らしの実態が寄せられました。

反応の違いに驚き

 要求対話には議員、機関幹部含め党員、サポーターがのペ215人参加。シールアンケート対話が初めてのぺテラン党員は「日頃の宣伝と反応が違い、驚いた」「多くの人が挑戦を」と感想を交流し、担い手を増やす機会になっています。
 大平氏は「声が届くはずがないと諦めている人に語ってもらい、と党の政策を伝えると信頼感や支持が広がる。365日ずっとやりたい感じ」と意気込み、参院選の勝機と党勢拡大の条件をつくりたいと話します。

(3月21日付「しんぶん赤旗」日刊紙・地方総合のページから)